枇杷の香りの誘われて
- 2018/12/24
- 21:00
ビワ(枇杷)ってバラ科の植物なんです。
とてもバラの仲間とは思えない目立たない花が、いま咲いています。
地味に、でも結構長く咲いています。
100個くらいの花の集団がひとかたまりになっていて、2月くらいまで次々と咲いていきます。
蕾の表面には褐色の綿毛が密生していて、温かいコートを着ているようです。
じっくり見ると可愛い花です。
少し黄色がかった白い花びらは5枚、雌しべの柱頭も5つに分かれているようです。
雄しべはたくさんです。20本くらいあるのでしょうか。
冬でも陽射しがあると、ビワの花の香りに誘われてハエやアブの仲間がやって来ます。
やって来たのは、キゴシハナアブ。粉を散らしたような複眼が特徴です。
そこへハエもやって来ました。クロバエの一種でしょうか。
冬の目立たない花にもいろんな昆虫たちがやって来ます。
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