メタセコイアというと何だか外国からやってきた植物のようですが、そうではありません。
本来、日本を含む北半球に広く分布していた植物です。
ただ、化石としてのみ発見され、絶滅した植物だと思われていました。
メタセコイアと命名したのは日本の植物学者・三木茂さんです。
アメリカ西海岸の山脈に自生する大木・セコイアに近いというので「メタセコイア」。
メタは「~の後ろ」「~の変わった」の意味の接頭語です。
和名はアケボノスギ(曙杉)。いかにも化石で発見される植物という感じです。
ところが、1945年に中国で現存していることが発見されました。
それが1949年、日本に持ち込まれ、いまあちこちの公園などに植えられています。
だから、日本の生きているメタセコイアは最も古いものでもまだ樹齢69年です。
でも、大昔、日本にも自生していた植物なのです。
並木道というほどでもありませんが、和田山ジュピターホールの横のメタセコイアです。
いま、とってもいい色になっています。
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