潮風に向かう若狭浜菊
- 2018/11/01
- 21:00
新温泉町の諸寄海岸に咲くワカサハマギクを見てきました。
その名の通り、若狭を中心に福井県から鳥取県の海岸の岩場に自生する植物です。
一面に咲くというのではなくて、↑こんなふうなかたまりが飛び飛びにあります。
花はキク科の植物によくあるタイプですが、野菊の中ではちょっと大きめです。
リュウノウギク(2n=18)の染色体が倍加して、染色体数が36本になったものだそうです。
植物では染色体が2倍になると、細胞の体積も2倍になるようです。
自生する範囲が狭いこともあって、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。
どの花もみんな海のほうを向いて咲いています。
風の強い日は海水を含んだ潮風も吹きつけるような場所に、可憐に、でも逞しく咲いています。
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