惑わされる秋明菊
- 2018/10/23
- 21:00
シュウメイギク(秋明菊)という古風な名前から、てっきり在来種だと思っていました。
また、菊がつきますが、キクの仲間ではなくて、キンポウゲ科のアネモネの仲間だそうです。
名前に惑わされてしまいます。
本来は赤紫色の花ですが、最近は白い花のものがつくり出されて、よく庭に植栽されています。
花びらのように見えるのはガクです。
花を裏側から見ると、ガクらしいガクは見当たらず、ガクが花びら状になっているのがわかります。
他のキンポウゲ科の多くの植物と同様に、花びらがありません。
花の中心にある球状の塊が雌しべの集まり。その周りにたくさんの雄しべがあります。
花びら状のガクが30枚ほどある赤紫色のものが原種だそうです。
ガクの数が少ないものは、後からつくり出されたもの。
花びらが少ないものから多い豪華なものがつくり出されるのがふつうですが、逆なんですね。
吸蜜にやってきたのは、シマハナアブです。
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