fc2ブログ

記事一覧

惑わされる秋明菊

シュウメイギク(秋明菊)という古風な名前から、てっきり在来種だと思っていました。

また、菊がつきますが、キクの仲間ではなくて、キンポウゲ科のアネモネの仲間だそうです。

名前に惑わされてしまいます。


IMG_8479_201810231941110f7.jpg


本来は赤紫色の花ですが、最近は白い花のものがつくり出されて、よく庭に植栽されています。


IMG_8557.jpg


花びらのように見えるのはガクです。

花を裏側から見ると、ガクらしいガクは見当たらず、ガクが花びら状になっているのがわかります。

他のキンポウゲ科の多くの植物と同様に、花びらがありません。


IMG_8484.jpg


花の中心にある球状の塊が雌しべの集まり。その周りにたくさんの雄しべがあります。

花びら状のガクが30枚ほどある赤紫色のものが原種だそうです。


IMG_8406.jpg


ガクの数が少ないものは、後からつくり出されたもの。

花びらが少ないものから多い豪華なものがつくり出されるのがふつうですが、逆なんですね。

吸蜜にやってきたのは、シマハナアブです。


↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。「拍手」もよろしく!

植物・花ランキング
このブログの写真の無断使用をお断りします。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

いらっしゃい!

ご訪問、ありがとうございます。