渡りをする蝶
- 2018/10/14
- 21:00
豊岡市加陽のフジバカマにやってきたのは、渡りをする蝶として有名なアサギマダラです。
春から夏にかけて標高1000~2000mの涼しい高原で繁殖し、秋には沖縄や台湾へ移動します。
その距離1000km以上、ときには2000km以上にもなると言われます。
その大移動の途中で当地に立ち寄ってくれたのです。
神戸新聞の記事によると「10月9日に10匹のアサギマダラが見られた」とあります。
しかし、この日見られたのは3匹でした。
9日にいた個体の一部が残っていたのか、新しい個体がやってきたのかどうかはわかりません。
後ろ翅に黒い斑点があるのが雄の印ですが、3匹はいずれも雄でした。
フジバカマには雄の出すフェロモンの材料となる物質が含まれているのだそうです。
つまり、単に栄養補給のためではなく、モテるためにフジバカマの花に立ち寄ったわけです。
太陽が雲に隠れるとじっとしていましたが、陽が射すとフワリフワリと飛び回っていました。
アサギマダラの渡りについてはまだまだ詳しいことはわかっていません。
それにしても、この小さなからだのどこに、ツバメのような飛翔力を秘めているのでしょう。
不思議でなりません。
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