野郎花?
- 2018/10/07
- 21:00
いつもの散歩コースの道端に生えているオトコエシです。
オミナエシに対して、それよりも茎が太く、毛深く、逞しいのでオトコエシだそうです。
漢字で書くと「男郎花」。オミナエシ(女郎花)に対しての表記です。
「女郎」は江戸時代は遊女の意味ですが、平安時代は一般に女性を表す言葉だったそうです。
で、その場合、「女郎」の対義語は「野郎」ですから、「野郎花」と書くべきかと…。
花の下でカマキリが待ち伏せしています。チョウセンカマキリでしょうか。
川面をバックに逆光で撮影したら、背景だけを白黒にしたような写真を撮ることができました。
古語で、「おみな」は年配の女性のことで、対義語は「おきな」です。
だから、本来の表記は「をみな」(少女)であったと思われます。
でも、「をみな」の対義語は「をぐな」(少年)です。
また、「をとこ」(若い男性)の対義語は「をとめ」(若い女性)です。
だから、このオミナエシとオトコエシを対にして考えるなら、「ヲミナエシ」というなら「ヲグナエシ」といい、「ヲトコエシ」というなら「ヲトメエシ」といわねばなりません。
ややこしい話ですみません。名前の由来にちょっと疑問を感じただけです。
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