背中にペタリ、雁草
- 2018/09/18
- 21:00
山の林縁にカリガネソウの花を見つけました。
独特の形ですから、一度見たら忘れられません。
花の形が雁のようだということでの命名ですが、首が反り返っていて雁のようには見えません。
この4本の雄しべと1本の雌しべの弓状の反り返りこそ、カリガネソウの作戦です。
スジボソコシブトハナバチが蜜を求めてカリガネソウにやってきました。
このあと、カリガネソウの左右の2枚の花びらを足場にして止まります。
すると、ハナバチの背中に雄しべの葯の花粉がペタリとくっつくのです。
そして、他の花の花粉が雌しべの柱頭にくっつき受粉します。
実に巧妙なカリガネソウの作戦です。
カリガネソウの球形のつぼみも可愛くていいです。
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