蛇の目の不思議
- 2018/09/10
- 21:00
ジャノメチョウの仲間のクロヒカゲです。
ちょっと白っぽい個体ですが、模様から判断してクロヒカゲです。
特に珍しいというわけではありません。日本中にいます。
ただ、チョウとしては珍しく日陰が大好きで、林の中を飛んでいます。
樹液を吸うので、花にやって来るようなことはほとんどありません。
小学校で昆虫の脚は6本と学習するのですが、写真の通り脚は4本です。
前脚が退化しています。チョウには4本脚のものがいっぱいいます。
この蛇の目模様がどうやって進化してきたのか? それを考えると、不思議でなりません。
獣の目のように見えて、鳥から逃れるのに役立っているというように説明されます。
しかも、その鳥の行動は学習行動ではなくて、遺伝的にプログラムされた逃避行動だそうです。
つまり、鳥はこの模様を見ると、何も考えることなく逃げ出すのです。
そんなことをチョウの小さな脳が考えつくはずがありませんし、考えてそうなるものでもありません。
ある日、突然、蛇の目模様のチョウが生まれ、これがより多くの子孫を残してきた…といいます。
ほんとかなぁ? ほんとに突然、この模様が現れるのかなぁ?
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