千両の果実
- 2023/11/16
- 21:00
古典落語や時代劇でよく出てくる一両小判。

諸説ありますが、現代のお金に換算するとだいたい10万円くらいだそうです。
ということは、千両というのは1億円ということになります。
それくらい価値のあるもの、縁起のいい植物なんでしょう。

木漏れ日が差し込む林床のセンリョウ(千両)が赤い果実をつけはじめました。
自生するのは太平洋側の暖かい地方ですので、当地のものは植えたものです。
日陰でもよく育ちます。典型的な陰生植物の低木です。
日が当たる紅葉を背景に日陰のセンリョウを撮ってみました。
常緑で、赤い果実は1月頃まで長くついていますので、正月の生け花にも使われます。
黄色い果実をつける品種・キミノセンリョウ(黄実の千両)もあります。
正月用の切枝としてのセンリョウの取引額は、東京都中央卸売市場だけで何と3億円を越えるそうです。
まさに千両。
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