花筏
- 2018/08/03
- 21:00
落語に「花筏」というネタがあります。
病気の大関・花筏に代わって提灯屋の徳さんが地方巡業に出かける噺。
この大関の名前の「花筏」はどこから付けられたのか、定かではありませんが、
たぶん、サクラの花びらが散って水面に帯状に浮かぶ様を表す「花筏」からの命名だと思います。
さて、この植物もハナイカダといいます。
葉っぱの中央に花が咲きます。葉っぱを筏に見立てたところからの命名です。
雌雄異株で、雄株には雄花が、雌株には雌花が咲きます。
雄花は複数の花がつきますが、雌花はふつう1つだけです。
花期は5~6月で、いまは果実が黒く熟してきています。
命名者に聞いてみないとわかりませんが、僕は、果実を船頭さんに見立てたのではないかと思います。
筏には船頭さんが付きものですが、花は船頭さんに見立てにくいものですから。
↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。「拍手」もよろしく!
植物・花ランキング
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
朱色の山野草 2018/08/06
-
花托から果托へ 2018/08/04
-
花筏 2018/08/03
-
秋の七草2018・その4 2018/07/31
-
秋の七草2018・その3 2018/07/28
-
スポンサーサイト