山紫陽花と額紫陽花
- 2023/06/11
- 21:00
アジサイ(紫陽花)は大きく2つに分けられます。
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)とその原種となった日本のガクアジサイ(額紫陽花)。
↑こちらがセイヨウアジサイ。
装飾花がいっぱいで「手毬咲き」と呼ばれます。豪華な感じ。
一方、こちらがガクアジサイ(額紫陽花)。
中心部に両性花、まわりに装飾花があり、「額咲き」と呼ばれます。
いろいろな園芸品種が作られています。
額咲きのアジサイは、さらにガクアジサイ系とヤマアジサイ系に分けられます。
ガクアジサイ系は、葉っぱが厚く、表面がテカテカしています。
つまり、陽当たりのいいところに適応した陽生植物の特徴をもっています。
それに対して、ヤマアジサイ系は、葉っぱが薄く、表面の光沢がありません。
つまり、林床の半日陰に適応した陰生植物の特徴をもっています。
・・・と、説明されているのですが、どっちかなぁと迷うものもあります。
ガクアジサイ系とヤマアジサイ系は容易に交雑して、いろいろな品種が作り出されています。
2つの系統を区別する必要がないような気がします。
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