栗に来た昆虫たち
- 2023/06/07
- 21:00
クリ(栗)の花が咲き始めました。遠くから見ると、クリの木全体が淡い黄緑色に見えます。


それは、ブラシのようなたくさんの雄花のためです。
花びらはありませんが、独特の匂いと蜜で昆虫たちを誘います。
クリの花にはさまざまな昆虫が集まって来ます。
きょう、いちばん多く見かけたのはニホンミツバチ(日本蜜蜂)です。
たくさんの花粉をつけて、ブンブンと羽音を立て、忙しそうに飛び回っていました。
こちらはコアオハナムグリ(小青花潜り)。
花穂の下から順に花粉を食べながら登り、先端まで行くと別の花穂に飛び移りました。
クリの花のほとんどは雄花です。花穂の基部にポツンと雌花がついています。
3つの雌花が1つになって、柱頭を外に出しています。
雌花は匂いも蜜も出しません。だから、昆虫が積極的に雌花に向かうことはないようです。
そばを通った昆虫がたまたま花粉をつけてくれることで受粉するのでしょうか?
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