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南姫扁虻の雌雄

ハルジオン(春紫苑)の花が終わって、いまの道端はヒメジョオン(姫女菀)の花盛りです。

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ヒメジョオンにはいろんな昆虫たちがやって来ます。
きょうは、このところよく登場するミナミヒメヒラタアブ(南姫扁虻)に注目。
↑この写真の左側にいるのがミナミヒメヒラタアブ、右側にいるのがキオビツヤハナバチ(黄帯艶花蜂)。
ミナミヒメヒラタアブのほうがかなり小さく見えますが、図鑑には両方とも体長約8mmと書いてあります。
腹部がスマートなせいでしょうか。

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アブといっても血を吸ったりはしません。
ミナミヒメヒラタアブの成虫は花粉と蜜を食べ、いろいろな植物の受粉に貢献しています。
幼虫はアブラムシを食べるので、畑の作物にとってはありがたい存在です。
↑こちらがミナミヒメヒラタアブの雄。腹部が筒状です。

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一方、↑こちらが雌。腹部が膨らんでいて、先が細くなっています。
複眼が離れているのがアブの雌の特徴。雄は複眼がくっついています。
アブの雌雄の区別は、複眼が離れているかどうかを見れば簡単にわかります。

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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