豌豆に思う
- 2023/05/16
- 21:00
今年は、エンドウ(豌豆)を育てています。
古代エジプトや古代ギリシアでの栽培記録が残っているという世界最古の農作物です。


エンドウと言えば、メンデルを連想します。
エンドウはいろいろな品種があり、自家受粉をするので、遺伝の研究材料に都合がよかったのです。
優性の法則、分離の法則、独立の法則…懐かしいです。
高校時代、遺伝の学習は、パズルを解くような感覚で楽しかったものです。
しかし、現代の高校の「生物基礎」や「生物」の教科書にメンデルは登場しません。
遺伝の学習は、DNA、mRNA、ポリメラーゼ、リガーゼ、ベクター…などなど。
分子レベルの話ばかりで、バイオテクノロジーの話が中心になっています。
将来、研究者になる人はともかく、国民の教養としてほんとに必要な内容なのでしょうか。
エンドウの花には昆虫が来なくても、こうしてちゃんとサヤエンドウが実るんだよ。
なぜだろう? そこに注目して遺伝の研究材料にしたメンデルは偉いね!
そんな授業を懐かしく思い出します。
それはともかく、自分で育てたエンドウは美味い!…^^
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