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紫雲英と蜜蜂

ゲンゲ(紫雲英)の田んぼにしゃがみ込んで眺めていると、ミツバチがたくさんやって来ます。
別名レンゲソウ(蓮華草)。蜜源としても緑肥としても重宝な植物です。

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↑やって来たのはセイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)です。
マメ科植物の花の雌しべ、雄しべは、ふだんは花びらの中に隠れて見えません。

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ミツバチが花に止まり、口吻を花の奥に入れて蜜を吸います。
このとき、中脚と後脚で横の翼弁と下側の舟弁を押し下げます。
すると、隠れていた雌しべ・雄しべが現れます。
そして、雌しべの柱頭と雄しべの葯がミツバチの腹に接触します。巧いしくみです。

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↑こちらはニホンミツバチ(日本蜜蜂)です。
同じように、雄しべの葯が腹側に接触しているのがわかります。

IMG_5627_2023051118571740d.jpg

ミツバチが飛び去った後、雌しべ・雄しべが現れたままになっていることがあります。

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Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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