春は黄色?
- 2023/02/20
- 21:00
兵庫県立フラワーセンターの入り口にたくさんのハナナ(花菜)が咲いていました。
「春は黄色い花からやって来る」というのだそうです。
ネットで調べると「春の花は50%が黄色い花」という記述がありました。
ほんとかなぁ? このブログで最近紹介した花では、黄色い花はロウバイだけ。
ツバキ、ウメ、セツブンソウ、バイオカオウレン、ユキワリイチゲ、・・・
多くは黄色ではないのですが・・・^^
「黄色い花は、昆虫を惹きつける」・・・これは確かだと思います。
ヒトの可視光線は、だいたい波長380nm~780nmの範囲です。
ところが、ミツバチの可視光線は、波長300nm~600nmの範囲だそうです。
赤色が見えない代わりに、ヒトには見えない紫外線が見えます。
だから、緑色の中の黄色は、ヒトでいうと黄色の中の赤色という感じなのでしょう。
早春に活動するハナバエやハナアブなどは、ミツバチと同じ色覚をもっていると思われます。
赤いツバキには昆虫はやって来ませんが、メジロなどの鳥がやって来ます。
セツブンソウなどの白い花も、ひょっとすると紫外線部分で昆虫にアピールしているのかもしれません。
同じ風景を見ても、ヒトとミツバチでは見え方が違います。
ヒトでも、短波長は360nmまで見える方や、長波長は830nmまで見える方もいるそうです。
したがって、ヒトどうしでも微妙に違って見えているわけです。
自分がとらえている世界がすべてではない・・・というお話でした^^
↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
春の妖精2023・その5 2023/02/24
-
春の妖精2023・その4 2023/02/23
-
春は黄色? 2023/02/20
-
朱鷺の舞 2023/02/19
-
紅唐子 2023/02/18
-
スポンサーサイト