師走の道端・日本水仙
- 2022/12/15
- 21:00
きょうはどんよりと曇り、ときどき冷たい小雨が降っております。
日本海の沿岸部と山は雪のようです。
先日、小佐川の土手を歩いていて、ニホンスイセン(日本水仙)が咲いているのを見つけました。
奥に濃い緑色の葉っぱが見えますが、これはヒガンバナ(彼岸花)の葉っぱ。
スイセンもヒガンバナ科の植物です。
だから、冬に葉っぱを広げていても不思議ではありません。
でも、なぜ、昆虫の少ない冬に花を咲かせるのでしょう?
実は、ニホンスイセンもヒガンバナと同じ3n(三倍体)で種子ができません。
昆虫に頼らず、球根で殖えていきます。
つまり、花は繁殖には何の役にも立たず、人の目を楽しませるだけ。
気の毒なので、じっくり鑑賞させてもらおうと思います。
白い花びら6枚、黄色い副花冠のカップ。その中に雄しべが3本。
・・・と思ったら、奥に短い雄しべがさらに3本ありました。
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