師走の道端・西洋蒲公英
- 2022/12/12
- 21:00
師走の道端に咲く花の第3弾は、セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)です。
春にしか咲かない在来のタンポポと違って、セイヨウタンポポは年中咲いています。
その名の通り、ヨーロッパ原産です。
明治時代の初期、家畜の餌として北海道に持ち込まれたのが全国に広がったのだそうです。
2nの個体もあるそうですが、日本に定着したのは3n(三倍体)の個体。
そのため、単為生殖で種子をつくります。つまり、花粉が必要ないのです。
昆虫に頼らず、季節に関係なく、どんどん種子をつくります。
しかも、その種子は、在来のタンポポに比べて、小さくて数が多いのです。
軽いので、風に乗って広範囲に飛散します。
たくさんの種子を、広範囲に、年中ばらまいているセイヨウタンポポ。
日本だけでなく、インド、南北アメリカ、オーストラリア、南アフリカなどにも広がっているそうです。
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