錦木の果実と種子
- 2022/10/28
- 21:00
小学生の頃、野球をやっていて、ピッチャーで4番だったという大相撲力士がおられます。

菊池雄星さんとも対戦したらしいですから本格的です。
その力士は、岩手県盛岡市出身の錦木関です。

錦木というのは本名ではなくて、江戸時代文化年間に活躍した力士の四股名だそうです。
その四股名は、おそらくこの植物に由来するのでしょう。
世界三大紅葉樹の1つとされるニシキギ(錦木)です。
葉っぱはまだ赤くなり始めたところですが、果実は割れて種子が飛び出しています。
この種子を鳥たちが食べに来ます。
種子は仮種皮に包まれていて、鳥は仮種皮ごと飲み込みます。
仮種皮は栄養になるのですが、内部の種子は消化されずに糞と一緒に排泄されます。
ニシキギの種子は肥料をたっぷり含んだ土の上で発芽することになります。
鳥が得る栄養はほんのわずかですが、ニシキギは葉っぱまで真っ赤にして鳥たちにアピールします。
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