黄腰花虻の複眼
- 2022/10/26
- 21:00
ミゾソバ(溝蕎麦)の花に、キゴシハナアブ(黄腰花虻)がやって来ました。

血を吸うアブ(虻)の仲間ではなくて、ハエ(蝿)に近い仲間です。
口吻を伸ばして蜜を吸っています。
腹部の前方が黄色いのでこの名があります。
胸部の黄色と黒色の縦縞も目立ちますが、いちばんの特徴は複眼です。
粉を振りかけたような複眼。こんな眼をした昆虫は他に見かけません。
雌では複眼の間に隙間があります。↑これは両方の複眼がくっついているので雄です。

昆虫の複眼はたくさんの小さな眼の集まりです。
キゴシハナアブの小さな眼には、赤黒っぽい眼と黄色っぽい眼の2種類があるようです。
キゴシハナアブがこの世界をどんなふうにとらえているのかはわかりません。
でも、たぶん我々が見ている世界とはまったく異なるのだと思います。
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