茶の木に来た雀蜂
- 2022/10/19
- 21:00
「チャ」かと思ったら「チャノキ(茶の木)」というのが標準和名のようです。

茶摘みや新茶の、春~初夏のイメージが強くて、秋に花を咲かせることを知らない人が多いかも。

チャノキの花は、↑こんなふうに上向きに咲くことは少なくて、たいてい下向きに咲いています。
雄しべがたくさん。中央に雌しべがあるはずですが、よくわかりません。
その雌しべの基部に甘い蜜を分泌する蜜腺が隠れています。
その蜜を求めて、チャノキの花にはスズメバチの仲間がよくやって来ます。
↑キイロスズメバチ(黄色雀蜂)です。
舌が短いので、すっかり花に埋もれてしまうほど、頭を突っ込んでいます。
しかし、これがチャノキの作戦。
スズメバチのからだに花粉がたっぷり付着する仕掛けです。
↑こちらはコガタスズメバチ(小形雀蜂)。
頭を突っ込んだまま、しばらくこの体勢で蜜を舐めていました。
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