台風で大荒れのため、きのうご紹介したアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の続きです。
アレチヌスビトハギの花は一日花です。
朝に開花し、午後3時頃にはもうしぼんでしまっています。
ピンク色がきょうの花。青くなっているのは、きのうの花です。
クズ(葛)の花では、昆虫が飛び去ると雌しべ・雄しべは再び花弁の間に収納されました。
しかし、アレチヌスビトハギでは雌しべ・雄しべが再び収納されることはありません。
ハチたちは雌しべ・雄しべの露出していない花を中心に訪問します。
雌しべ・雄しべが露出している花は蜜の残っていない花で、ハチたちにとって魅力はないのです。
一方、アレチヌスビトハギにとっても、受粉が完了すればハチたちに用はないわけです。
↓アレチヌスビトハギの花にコハナバチがやって来て飛び去るまでを、連続写真でご覧ください。

①から⑩まで、約2秒間です。
雌しべ・雄しべが飛び出した瞬間、コハナバチがしがみつく様子がよくわかります。
我ながらいい瞬間を撮れたと自画自賛しています…^^
コハナバチの代わりにプラスチック棒で、アレチヌスビトハギの花に刺激を与えてみました。
さぁ、どうなりますか? ↓まばたきせずにご覧ください。久々の動画アップです。
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