葛と葉切蜂
- 2022/09/04
- 21:00
秋の七草の1つ、クズ(葛)の花が咲いています。


クズはマメ科の植物で、花はマメ科特有の形をしています。
大きく目立つのが旗弁です。黄色い部分は蜜標で、この奥に蜜がありますよ!という案内板です。
前に突き出ているのが、翼弁と舟弁(竜骨弁)で、この中に雌しべ・雄しべが隠れています。
だから、ふだんは雌しべ・雄しべは見えません。
クズの花にハキリバチ(葉切蜂)の仲間がやって来ました。スミスハキリバチかな?
ミツバチの1.5倍くらいの大きさのハチです。
ちょっとピントが甘いですが、お許しを。
花に止まると、翼弁と舟弁が下がり、隠れていた雌しべ・雄しべが現れます。
そして、ハチの腹部に接触します。何だか、ちょっと不格好…^^
蜜を頂戴している間に、しっかり花粉の受け渡しが完了するというしくみです。
ハチが飛び去ると、翼弁と舟弁が上がり、雌しべ・雄しべはまた見えなくなります。
↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
続・荒地盗人萩の作戦 2022/09/06
-
荒地盗人萩の作戦 2022/09/05
-
葛と葉切蜂 2022/09/04
-
続・狐の孫に来た昆虫たち 2022/09/03
-
狐の孫に来た昆虫たち 2022/09/02
-
スポンサーサイト