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続・狐の孫に来た昆虫たち

キツネノマゴ(狐の孫)の花に来た昆虫たちの続編です。
小さな花ですが、意外に多種類の昆虫たちがやって来ます。

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↑イチモンジセセリ(一文字挵)。
翅の割にからだが太くて、よくガと間違われますが、真ん丸の目が可愛いセセリチョウです。
口吻を花の奥に差し込んで吸蜜中です。

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↑キタキチョウ(北黄蝶)。
キチョウはいま、ミナミキチョウ(南黄蝶)とキタキチョウに区別されています。
見分け方はわかりませんが、ミナミキチョウは南西諸島に分布するので、これはキタキチョウ…^^
やはり口吻を差し込んで蜜を吸いますので、花粉の運搬にはほとんど貢献しません。

IMG_6506.jpg

そこへやって来たのが、↑ハキリバチ(葉切蜂)の仲間。
頭部の割に短く小さい腹部…というか、腹部の割に大きな頭部。
丈夫なあごで、葉っぱを丸く切り取って、幼虫のための巣を作るハチです。
花の中に頭を突っ込んで蜜を吸い、おでこに雄しべ・雌しべが接触します。
キツネノマゴの花粉の運搬には、このサイズのハチがちょうどいいようです。

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Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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