殖える高砂百合
- 2022/08/20
- 21:00
高速道路の法面などに最近特によく見かけるようになったタカサゴユリ(高砂百合)。
タカサゴとは台湾のことで、台湾原産の帰化植物です。


小佐川沿いの私のウォーキングコースには3年前に突然4株出現しました。
どこからか風で種子が運ばれてきたようです。
同じ場所で、今年はそれが4倍くらいに増えています。
九州原産のテッポウユリ(鉄砲百合)に似ていますが、紫色の筋が入っているのが特徴です。
テッポウユリが咲くのは春。いま、咲いているのはテッポウユリではありません。
ところが、紫色の筋がはっきりせず、テッポウユリのような花を咲かせているものが見られます。
テッポウユリとタカサゴユリの交配種でシンテッポウユリ(新鉄砲百合)です。
人為的につくり出されたものですが、これがまた野生化しています。
1個体が約1000個の種子をつくり、風に乗せてばらまき子孫を殖やしていきます。
庭にも飛んできていつの間にか花壇の一員になっていることがあります。
少なくともご自分の庭のタカサゴユリは引き抜いてください。お願いします。
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