熊蝉の大合唱
- 2022/07/18
- 21:00
落語で愛媛県に行ってきました。
西条市での午前中の公演のとき、会場周辺の木々からクマゼミ(熊蝉)の鳴き声。
シャンシャンシャン…と大合唱。さすが四国です。
但馬ではこんな大合唱は聞きません。ジージージー…というアブラゼミの声が中心です。
日本のセミでは最大級で、鳴き声もとっても大きいです。
コロナ対策のため窓を開けての落語会ですので、邪魔になるくらいの音量で鳴きます。
鳴いているのは雄です。雄の腹には腹弁と呼ばれる大きな発音器官があります。
少し横から見ると、オレンジ色の腹弁が見えるのですぐにわかります。
腹弁を激しくふるわせて鳴きます。
↑こちらはクマゼミの雌。腹部に腹弁がありません。
雌は鳴かないので目立たちませんが、雌の個体数が少ないというわけではありません。
↑クマゼミの抜け殻です。サクラの木にいくつかついていました。
↑左側が雄。右側が雌です。
鳴き声のピークは午前10時~11時でした。
クマゼミの大合唱は午前中だけで、同じ会場でも午後の落語会は邪魔されません…^^
気温が高いときに腹弁を激しく振動させると、体温が異常に上昇してしまうのでしょうか。
なぜか、午後はおとなしくなるクマゼミです。
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