殖える姫檜扇水仙
- 2022/07/10
- 21:00
檜扇(ひおうぎ)というと昔、宮中で使われた木製の扇。
葉っぱの重なり方が檜扇に似ているというので、ヒオウギという植物があります。
そして、このヒオウギに葉っぱが似ていて、花がスイセンに似ているというところからの命名だそうです。
名前は和風ですが、情熱的な鮮やかな赤色で、見かけは和風からはほど遠い感じです。
スイセンの仲間でもありません。

南アフリカ原産だと聞くと納得です。
野生化して、繁殖力が旺盛であちこちで殖えています。
しかし、日本ではほとんど結実しないんだそうです。
結実しないのに繁殖力旺盛というのは妙です。
実は、ヒメヒオウギズイセンは球根で殖えていきます。
地下茎を伸ばしてその先に新しい球根をつくり、そこからまた地下茎を伸ばします。
だから、1株生えると、数年後には大きな群落をつくることもあります。
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