向日葵は雄性先熟
- 2022/07/05
- 21:00
当地には温帯低気圧に変わった台風4号の影響はほとんどなく、きょうも暑い一日でした。
もう完全に真夏ですね。
通勤途中の道路脇にヒマワリ(向日葵)の畑があったので、車を止めて撮らせてもらいました。
ヒマワリの花はたくさんの花の集まりでできています。
いちばん外側が花びらのある舌状花。その内側すべてが筒状花です。
筒状花は外側から中心部に向かって順に咲いていきます。
したがって、中心部から外側に向かってみていくと、花の変化の順序がわかります。
いちばん内側が開花前のつぼみです。
外側に近いところをみると、雄しべから盛んに花粉を出しています。
クロマルハナバチがやって来て、からだにいっぱい花粉をつけています。
さらに外側をみると、雌しべが顔を出して、柱頭が2つに分かれているのがわかります。
つまり、ヒマワリは雄性先熟で、花粉を放出した後に雌しべが成熟してくることがわかります。
セイヨウミツバチが動き回るのも、雄性期と雌性期の間あたりです。
花粉はもちろん、蜜がたくさん得られるのも、きっとこのあたりなのでしょう。
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