無名の浄海坊
- 2022/05/05
- 21:00
きょうは暑かったですね。豊岡の最高気温30.4℃。
草むらのヤハズエンドウ(矢筈豌豆)の葉っぱの上に黒色と褐色の昆虫がいました。
ジョウカイボン(浄海坊)という昆虫です。
名前はついていますが、あまり世間には知られていないという意味で、無名の昆虫です。
広く分布していて、よく見かける昆虫なのですが、なぜ知られていないのでしょう?
「浄海」というのは、平清盛の法名なのだそうです。
この昆虫と平清盛との間にどんな関係があるのか諸説あるようですが、いずれも説得力に欠けます。
カミキリムシのような形をしています。でも、この翅は硬くありません。
甲虫の仲間だけど、からだは柔らかいんです。
カミキリムシよりもホタルに近い感じ。
ヤハズエンドウの花には関心を示さず、あちこちウロチョロ。
強力なあごをもち、他の昆虫を捕まえて食べるハンターなんです。
↓1日1回、ポチッとお願いします。 大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
南姫扁虻の雌雄 2022/05/20
-
姫裏波蛇目の目玉模様 2022/05/09
-
無名の浄海坊 2022/05/05
-
麝香揚羽の産卵 2022/04/29
-
まだ頑張る褄黒豹紋 2021/12/24
-
スポンサーサイト