青鵐
- 2022/04/24
- 21:00
すっかり花を落とした小佐川沿いの桜の枝で、チッチッという小鳥の鳴き声。

見るとアオジ(青鵐、蒿鵐)の雄がいました。
目のまわりが黒色ですが、ホオジロ(頬白)の仲間です^^
春、繁殖地に移動するので、この時期にアオジと出会うのは珍しいことです。

頭が濃い緑色、胸から腹にかけて少し緑がかった綺麗な黄色をしています。
スズメと同じくらいの大きさか、ちょっと大きいでしょうか。
「青」は緑も含んだ広い意味でしょう。信号の「青」と同じです。
「鵐」という漢字は知りませんでした。
調べたら訓読みは「しとど」で、ホオジロの仲間の古名だそうです。
「蒿」の訓読みは「よもぎ」。
「青」も「蒿」も、頭の緑色からの命名のようです。
兵庫県のレッドデータでAランクに指定されています。
本州中部以北で繁殖するそうで、兵庫県がその南西限なのだそうです。
もちろん平地ではなくて、氷ノ山などの標高の高いところで繁殖しているのだと思います。
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