河川敷の白い絨毯
- 2022/04/13
- 21:00
円山川の下流、円山大橋付近の河川敷に白い絨毯を敷き詰めたような景色が広がっています。

ハマダイコン(浜大根)の群生です。

15年ほど前は、ここはセイヨウカラシナ(西洋辛子菜)が優占していて、河川敷は黄色一色でした。
そこへハマダイコンが侵入してきて、どんどんハマダイコンが面積を広げていきました。
いまや、セイヨウカラシナはほんの少し残っている程度になりました。
円山川下流の春景色が「黄色」から「ちょっと紫色が入った白色」へと変化しています。
春風に揺れるハマダイコンの花。
すぐ上をたくさんの車が行き交っているのですが、河川敷にいるとのんびりした時間が流れます。
ハマダイコンの花にはかなり紫色っぽいものもあるし、真っ白のものもあります。
↑モンシロチョウ(紋白蝶)がたくさん飛び交い、蜜を吸っています。
↓こちらはセイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)です。
ハマダイコンは、栽培ダイコンが野生化したものと思われていました。
最近の説では、古い時代に日本にやって来た野生ダイコンの子孫だそうです。
つまり、栽培ダイコンの元になった種のようです。
引き抜いてみると、小さいながらもダイコンの形をした根が見られます。
以前、おろし金ですりおろして食べてみましたが、繊維が多くて美味しくはありませんでした^^;
もっとも、美味しいようならみんなが河川敷に採りに来ますから、この風景は見られませんよね^^
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