春の妖精2022・その8
- 2022/03/22
- 21:00
丹波篠山市本郷の松隣寺へ、バイカオウレン(梅花黄蓮)に会いに行ってきました。
先日、セリバオウレン(芹葉黄蓮)を見に行ったところです。セリバオウレンの数は減り、バイカオウレンが一面に咲いています。

バイカオウレンは常緑なので正式にはスプリング・エフェメラルではありません。
でも、早春の可憐な姿は春の妖精という表現がぴったりだと思います。
牧野富太郎先生も大好きな花だったそうです。
私がお邪魔したときは、私を入れて3人が写真を撮っていました。
カシャッ、カシャッとシャッター音だけが聞こえます。
帰り際にお礼の硬貨を賽銭箱に入れたら、その音が周囲に大きく響き渡りました。
それくらい静か。
雌しべ、雄しべはセリバオウレンとよく似ています。
真っ白な花びらのように見えるのはガクで、黄色いのが花びらが変化したものです。
先端が丸くくぼんでいて蜜が溜まっています。
小さな昆虫がやって来て蜜を舐めていました。
小さすぎて花粉の運搬にはあまり役立ちそうにはありませんが…^^
3枚目の写真の背景の淡い紫色は、咲き始めたショウジョウバカマ(猩々袴)の蕾です。
次はショウジョウバカマを撮りにお邪魔します。
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