春の妖精2022・その7
- 2022/03/19
- 21:00
ヒメリュウキンカ(姫立金花)が咲き始めました。
ヨーロッパからやって来た帰化植物で、別名オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)。
花の中心部に黄緑色の雌しべがあり、そのまわりにたくさんの雄しべがあります。
金属光沢のある花びらが8~9枚くらい。

春に花を咲かせ、夏には地上部が枯れてしまうので、スプリング・エフェメラルの1種です。
でも、ユキワリイチゲ、セツブンソウ、ニリンソウなどの上品さ、可憐さとはほど遠い感じ。
春の妖精とはちょっと言いがたいけばけばしさです。
「花びらに見えるのはガクである」とよく説明されています。
けれど、↑上の左の花のように、咲き始めの頃はガクが3枚あります。
これがやがて落下してしまうことから、誤解されているのではないかと思います。
ヒメリュウキンカの花にヒメハナバチの仲間がやって来ました。
たぶんキバナヒメハナバチ(黄花姫花蜂)ではないかと思います。
雄しべの葯の花粉を食べています。
しばらく花の上をゴソゴソと動き回ると、口や目のまわりは花粉だらけになってます・・・^^
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