春の妖精2022・その6
- 2022/03/08
- 21:00
丹波篠山市の大山宮のセリバオウレン(芹葉黄蓮)の自生地に行ってみました。


3月1日付の春の妖精・その4でもご紹介しましたが、雄花と両性花が見られます。
ここでも、真っ白な雄しべだけの雄花のほうが多く見られました。
たくさんの雄しべのうち、花粉を出した雄しべは外側に倒れていき、花火のように広がっていきます。
中心部にまだ花粉を出していない雄しべが残っています。
雄花に混じって両性花が見られます。
両性花の雌しべには、緑色のものと赤紫色のものが見られます。
大山宮では緑色のものが多く見られました。
雌しべの色の違いが遺伝的なものか、時間経過によって変化するのか、よくわかりません。
大山宮では少数派ですが、↑こんなふうに赤紫色のものもあるのです。
しかし、いまだに雌しべだけの雌花にお目にかかれません。
謎だらけのセリバオウレンです。
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