丹波栗
- 2018/06/13
- 21:00
篠山には実の大きい「丹波栗」というブランドがあります。
ところが、隣に丹波市ができて、そのブランドをもっていかれてしまいました。
栗だけでなく、「丹波の黒豆」も「丹波松茸」も。市の名前って重要です。
"もともとはこちらが本場です”と言っても、あとの祭り。
合併のときにうまく命名した丹波市の勝ちです。
何とかブランドを取り返そうとして篠山市を「丹波篠山市」に改名しようとしています。
いろいろ費用がかかるようですが、やるならさっさと改名したらいいのに…。
そんな騒動とは無関係に、今年も篠山ではクリの花が満開です。
栗園だけでなく山の中にも、薄いクリーム色のクリの花が目立ちます。
ブナ科の樹木はたいてい風媒花ですが、クリは虫媒花です。
花びらで昆虫を誘うのではなく、たくさんの雄しべの集まりと匂いで誘います。
ハナムグリ、クマバチ、ミツバチ、フタツボシテントウ、…などなど。
クリの下にしばらくいるだけで、いろんな昆虫を見ることができました。
↑こちらが雄花の集団のアップ。
↑こちらが雌花。3個の雌花が1つのかたまりをつくります。
だから、栗のいがの中には3個の栗の実が入っています。
雄花の房の基部にポツンと雌花があります。数は圧倒的に雄花のほうが多くなっています。
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