雪上の足跡・その5
- 2022/02/20
- 21:00
またしても雪。
ときどき晴れますが、きょうも朝から雪です。
河原の雪の上に左から右へ大きな足跡。たぶんマガモ(真鴨)の足跡です。
小さな足跡はセキレイの仲間ではないかと思います。
カモの足には水かきがあるので表面積がとっても広くなっています。
もちろん素足ですから、雪の上を歩いたら体温がどんどん奪われるのではないかと心配してしまいます。
ところが、カモの足の血管には特別のうまいしくみがあります。
胴から足に向かう動脈に、足から胴に向かう静脈がからんで、熱交換をするのです。
そのため、足には冷たい血液が流れ、胴には温かい血液が流れるようになっています。
足に温かい血液が流れませんから、足から奪われる熱も少ないのです。
温かい血液が流れる胴の部分は、本物のダウンジャケットを着ています^^
そのため、雪の上を歩いても、冷たい川の水に浸かっても、しもやけにも凍傷にもなりません。
自然界の智恵ってすごいですネ!
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