雨降り花
- 2018/06/11
- 21:00
林の縁の道端にホタルブクロがたくさん咲いていました。
ホタルブクロの花を摘むと雨が降るそうで、別名「雨降り花」。
この季節ですから、花を摘まなくても雨は降ります。
関西では、赤紫色のものは少なくて、たいてい白色です。
少し日が経つと、すぐに花びらの先のほうが傷んで茶色になってくるのですが、
まだ咲き始めたばかりなのでしょう。瑞々しい花がいっぱいです。
ホタルブクロの内側を覗いてみると、細かい毛がいっぱい生えています。
花粉を運んでくれるハナバチの足場になるのでしょう。
釣り鐘状の花はここに潜り込めるハナバチに門戸を開き、チョウは寄せつけません。
花の外側には模様はないのに、花の内側に赤紫色の斑点模様があります。
見えないところを飾るなんてオシャレ…って思いましたが、
考えてみると、ふつうの花なら表面にあたるのが釣り鐘状の花の内側です。
この模様が、潜り込んだハナバチを奥へ奥へと誘導する役目を果たしているのかもしれません。
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