湿ったところでないと生きられないのに、日当たりがいいところが好き。
これって、案外難しい条件です。

そこで、ノキシノブ(軒忍)が選んだのは、苔むした古木の幹の上。
ここなら日当たりはいいし、湿り気も十分あります^^

昔は、茅葺きの家の軒下によくぶら下がっていたものです。
だから、軒シノブ。全然格好が違いますが、シノブもシダ植物の仲間です。
ノキシノブを「風流」と感じ、苔玉とともに盆栽にする方もたくさんおられます。
ノキシノブの葉っぱの裏側には、円形の胞子嚢(ソーラス)が2列に並びます。
古木にくっついていますが、養分を横取りしているわけではありません。
くっつかれている木に特に悪い影響を及ぼすことはありません。
だから「寄生」ではなくて「着生」と呼んでいます。
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