蒲公英の果実の比較
- 2021/12/13
- 21:00
いま、セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)とシロバナタンポポ(白花蒲公英)の両方の綿毛が見られます。


↑こちらがセイヨウタンポポ。そして、↓こちらがシロバナタンポポです。
セイヨウタンポポでは、つぼみを包んでいた総苞が反り返っています。
別々に見ると、違いがよくわからないので、並べてみます。
↑左側がシロバナタンポポ、右側がセイヨウタンポポです。
上から見ると、シロバナタンポポのほうがやや大きくて、綿毛が長いのがわかります。
↑横から見ると、もっと違いがよくわかります。
左側のシロバナタンポポは総苞が反り返らないので、綿毛が半球状です。
これに対して、右側のセイヨウタンポポは総苞が反り返り、綿毛は球状になります。
果実の数は、セイヨウタンポポのほうが明確に多いことがわかります。
1つの果実を比較してみます。
上がシロバナタンポポ、下がセイヨウタンポポです。
シロバナタンポポのほうが綿毛が長いだけでなく、果実も大きく、太っちょです。
セイヨウタンポポはコンパクトです。
その分、たくさんの果実を付けられるわけです。
セイヨウタンポポの繁殖力の強さの秘密はこのあたりにあるのでしょう。
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