郵便局の木
- 2021/11/15
- 21:00
先日、3年生の生徒たちに校庭の植物を紹介する授業をしました。
入試でもよく出てくるブナ、ミズナラなどの夏緑樹林の代表的樹木、タブノキ、アラカシなどの照葉樹林の代表的樹木、そしてゲッケイジュなどの硬葉樹林の代表的樹木・・・
他にも校内にはたくさんの種類の樹木があって、文字通り生きた教材です。
そんな中で生徒たちに最も人気があったのは、↑このタラヨウ(多羅葉)でした。
肉厚の扁平な葉っぱの裏側に尖ったもので傷をつけると、黒く変色するので字が書けます。
「葉書」の語源になった植物です。
雌雄異株で、赤い果実がなっているのは雌株です。
生徒たちもそれぞれ葉っぱに字を書いて楽しんでいました。
郵便局の木=タラヨウ。生徒たちの記憶に強く刻まれたはずです。
残念ながらこれが大学入試に出題されることはまずないのですが・・・^^
私も、タラヨウの葉っぱで、ちょいと5日後の落語会の宣伝をさせていただきます。
安全ピンで字を書いてみました。
これに宛名を書いて切手を貼れば、郵便として届くそうです。
葉書サイズなら63円、封筒サイズなら84円かと思ったら、そうではありませんでした。
葉書や封筒はサイズが決められているだけでなく、「長方形であること」という条件がつきます。
葉っぱの郵便は、長方形ではないので、定形外のため120円だそうです^^
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