ひっつき虫・亜米利加栴檀草
- 2021/10/21
- 21:00
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)は、その名の通り北米原産です。
日本で最初に発見されたのは1920年、琵琶湖畔だったそうです。
花(撮影:9月下旬)
私が子どもの頃も見かけましたが、いまほど多くはありませんでした。
いまはもう日本中どこにでもある雑草です。
若い果実(撮影:10月上旬)
↑この状態の若い果実を花茎ごと取って、友だちの服に投げて遊んだものです。
果実の先に2本のトゲ(冠毛)があって、これが衣服に突き刺さります。
果実(撮影:きょう。セイタカアワダチソウを背景に)
↑この状態なると、果実一つひとつがバラバラになり、ヒトの衣服や獣の毛に付いて運ばれます。
衣服につくと厄介です。取るのに手間がかかります。
↑果実のアップです。2本のトゲに、逆向きの小さなトゲが並んでいます。
突き刺さるだけでなく、簡単に落ちないようになっています。取りにくいはずです。
この逆向きのトゲのおかげで、ヒトや獣によって種子がばらまかれ、日本全国に広がったわけです。
トゲの力は偉大です。
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