ジャパニーズ・アネモネ
- 2021/10/18
- 21:00
おとといまで「夏のような秋」だったのに、きょうは「冬のような秋」です。
「ちょうどいい秋」がないまま季節が変化していきます。
夏の終わり頃からあちこちの庭で見かけるシュウメイギク(秋明菊)です。
一部は庭から飛び出して野生化しています。
名前に「キク」と付いていますが、どう見てもキク科の花には見えません。
キンポウゲ科イチリンソウ属で、イチリンソウやアネモネの仲間です。
だから、シュウメイギクは英語でジャパニーズ・アネモネと呼ばれるそうです。
でも、日本原産ではありません。中国原産です。
いろいろ誤解されている植物のようです^^
イチリンソウの仲間の特徴で、花びらはありません。花びらに見えるのはガクです。
ガクが30枚くらいあるのが原種だそうで、ガクの数が少ないものは新しくつくられた品種です。
花の色も本来は赤紫色で、白色やピンク色のものなどがつくられています。
中央にたくさんの雌しべが集まり球状になっています。
そのまわりにたくさんの雄しべ。雄しべが花火のようです。
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