身近な準絶滅危惧種
- 2021/10/14
- 21:00
我が家の近くの竹薮の脇で、面白い形をした濃い黄色の花を見つけました。
ナガミノツルケマン(長実蔓華鬘)。別名、ナガミノツルキケマン(長実蔓黄華鬘)です。
長さ1.5mくらいの蔓が地面を這っていて、他の植物に寄りかかるようにして花を咲かせています。
環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。
兵庫県のレッドリストでもCランクです。
でも、この希少な花の存在にたぶん誰も気づいていないと思います。
特にどうということはない道端に何気なく咲いています。
花の後方が距(きょ)になっていて、ここに蜜が溜まります。
トラマルハナバチのような口吻の長いハナバチがやって来るのだと思います。
でもまだ、この花を訪れている昆虫を僕は見たことがありません。
いつか撮れると思っています。
果実が真っ直ぐで2cmくらい長さがあります。ナガミ(長実)という名前の由来です。
ナガミノツルケマンの種子の散布のしかたが面白いのです。
これもまた、近いうちに撮ってみたいと思っています。
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