ひっつき虫・盗人萩
- 2021/10/10
- 21:00
最も有名なひっつき虫はこれでしょうか。

↑在来種のヌスビトハギ(盗人萩)です。果実は眼鏡のような形をしています。
草むらを歩くと、ズボンの裾や靴下にいっぱいくっつきます。

デジタル顕微鏡で見ると、果実の先端にカギ状のトゲがあります。
そして、果実の表面に細かいカギ状の毛がいっぱい生えています。
表面がざらつくのはこの毛のためです。この毛で衣服にくっつきます。
↑こちらは、北米原産のアレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)です。
花はヌスビトハギより大きいですし、果実も節が2つではなくて3~5個あります。
アレチヌスビトハギの果実の表面もざらつきます。
同じようになっているのだろうと思って、デジタル顕微鏡で観察してみて驚きました。
ヌスビトハギよりもかなり毛深く、カギ状に大きく曲がっています。
まさにマジックテープ! これは強力です。
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