続・薄の穂の開閉
- 2021/10/01
- 21:00
きのうの続きです。
ススキ(薄)の穂は、はじめは閉じていますが、花が咲く頃に開いてきます。
秋風をいっぱい受けて、花粉を飛ばします。そして…
花の時期が終わると、ススキの穂は再び閉じてしまいます。
そして、この間に種子が成熟していきます。
種子が成熟すると、ススキの穂は再び開きます。
秋風を受けて、こんどは種子を飛ばします。
ススキはこうして穂を閉じたり開いたりしながら、秋風をうまく利用して受粉や種子散布をしているのです。
その動きを皆が一斉にやるのではなくて、けっこうバラバラにやっています。
だから、ススキ原にはいろんな段階のものがいま同時に見られるというわけです。
花の時期のものも種子の時期のものも、開いているものも閉じているものも…。
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