秋の似たもの同士・その2
- 2021/09/24
- 21:00
ナミアゲハ(並揚羽)とキアゲハ(黄揚羽)を紹介します。
「秋の…」と言わなくても、両方とも春から飛んでいる!とツッコミが入りそうです。
でも、白っぽいナミアゲハも晩夏~秋にはやや黄色っぽくなるんです。
↑こちらがナミアゲハ。幼虫はミカン科の植物の葉っぱを食べます。
ユズやサンショウの近くでよく見かけます。
一方、↓こちらがキアゲハ。幼虫はセリ科の植物の葉っぱを食べます。
セリ、ニンジンなどがある畑や開けた草地でよく見かけます。
ところが、ともヒガンバナが大好きなようで、ヒガンバナには両方がやって来ます。
よく似た模様をしていますが、見分け方は簡単です。
前翅の付け根の部分を見ます。
↑左側のナミアゲハは、黄色と黒色のストライプになっています。
これに対して、右側のキアゲハは、グレーの塗りつぶしになっています。
では、問題です^^
↓これは、ナミアゲハでしょうか? キアゲハでしょうか?
ナミアゲハ
こんなによく似ていて、本人たちは間違わないのだろうかと心配しなくても大丈夫です。
ナミアゲハとキアゲハの紫外線部分の模様はまったく違うそうです。
ヒトの目には同じように見えても、紫外線が見えるアゲハには混乱は起こらないようです。
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