露虫の鳴き声
- 2021/09/20
- 21:00
ツユクサ(露草)は、朝咲いて昼にしぼんでしまうという儚さからの命名だそうです。
とすると、このツユムシ(露虫)も儚い、弱々しいイメージからの命名でしょう。
キリギリスの仲間なのですが、キリギリスと違って完全な草食性です。
しかも、柔らかい部分しか食べられず、新芽や花、つぼみなどを食べています。
珍しいわけではありません。草むらでよく見つけられます。
春に孵化した幼虫が6月に成虫になり、その子どもがいまの時期に成虫になります。
そして、この時期に産みつけられた卵がそのまま越冬し、春に孵化します。
だから、けっして秋の虫ではなく初夏から見られます。
秋の草むらではキリギリスやエンマコオロギなど、たくさんの虫の声を聞くことができます。
では、ツユムシの鳴き声をご存知でしょうか?
ネットで「ツユムシの鳴き声」で動画検索してみてください。たくさんアップされています。
ところが、私にはその鳴き声がまったく聞こえません。
おそらく30歳代以下の人しか聞こえないのではないかと思います。
中年以降の人の可聴域を超えたかなり高音で鳴いているからです。
ぜひ、お試しください。聞えたら若い!
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