釣船草と虎丸花蜂
- 2021/09/11
- 21:00
先日、雨の日のツリフネソウ(釣船草、吊舟草)をご紹介しました。
きょうは晴れた日のツリフネソウです。
ツリフネソウの群落にたくさんのトラマルハナバチ(虎丸花蜂)が来ていました。
次は、1つのツリフネソウの花に注目して撮った連続写真です。
後脚に白い花粉団子をつけたトラマルハナバチがやって来ました。
ハチの仲間は同じ種類の花を次々と訪れますので、白い花粉はツリフネソウの花粉です。
下の花びらを足場にして、頭から花の中に入り込んでいきます。
このとき、トラマルハナバチの頭や背中に花粉がつきます。
トラマルハナバチは外からその姿が見えなくなるまで花の奥に入っていきます。
そして、長い口吻を伸ばして距に溜まった蜜を吸います。
ツリフネソウの花の大きさは、このハナバチにピッタリのサイズになっています。
蜜を吸ったあと、花から出てくるトラマルハナバチです。
花の中で方向転換できるスペースはありませんので、モゾモゾと後ずさりをしながら出てきます。
頭についた花粉は脚で取って花粉団子に加えますが、背中の花粉は取りにくいようです。
次のツリフネソウの花に移っていきました。
次々と何匹かのトラマルハナバチが訪れると、足場になった花びらはボロボロです。
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