盗人萩の送粉者
- 2021/08/29
- 21:00
小佐川の土手にヌスビトハギ(盗人萩)の花が目立つようになりました。


ピンク色のとっても小さな花です。
眼鏡のような形をした果実は「ひっつき虫」の1つです。
果実は15mmくらいになりますが、花は小さくて3mmくらいです。
小さくてもマメ科らしい形の花を咲かせています。
小さな花には小さな昆虫がやって来ます。コハナバチの仲間だと思います。
雄しべや雌しべは花びらに包まれていますので、これを開けないと蜜や花粉を得られません。
ハチはその体重と自身の力で花びらをこじ開けます。
このサイズのハチだからこそ食べ物にありつけるわけです。
ヌスビトハギの側からいうと、ポリネーター(送粉者)をこのサイズのハチに限定しているわけです。
ヌスビトハギの上でアリがウロウロしていました。
が、アリには花びらをこじ開けるだけの力はなく、餌にありつくことはできないと思われます。
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