困らないハナバチ
- 2018/05/16
- 21:00
我が家のエゴノキが満開です。今年は、昨年よりもたくさんの花が咲いています。
秋にはたくさんの実ができ、この実を目当てにたびたびヤマガラがやってくることでしょう。
エゴノキに近づくと、甘くいい香りが漂い、ブンブンと羽音が聞こえてきます。
エゴノキの花の蜜を吸い、花粉を集めているのはコマルハナバチです。
「困る花蜂」ではなくて「小丸花蜂」。
エゴノキにとっては、困るどころか、とってもありがたいハチです。
エゴノキは釣り鐘状の花を下向きに咲かせます。花が下向きであるのにはわけがあります。
花が下向きだと、チョウはやってきません。足場がないので、つかまることができないからです。
チョウは口吻が長いので、蜜を与えても花粉はあまり運んでくれません。
その点、ハナバチは次から次へと花を訪れ、効率よく花粉を運んでくれます。
チョウはお断り! ハナバチさん、いらっしゃい! というのが、この下向きの花なのです。
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